NEWS&EVENT

creator Interview 001「asebi(花屋)さんに、聞いてみました」

こんにちは。
Happy Very Muchのプランナー中澤です。

今日から、8月に企画しているウエディングクリエイターイベント"Happy Very Much 2017.summer"まで。
参加いただくクリエイターの皆様を訪ね、いろいろおしゃべりしながら、私がぐっときたエピソードをご紹介していきたいと思います。
題して、「・・・さんに、聞いてみました」コーナー。(そのまま・・)
それぞれのお人柄。作り手としての思い。
日頃なかなか語られない部分が、皆様に伝わるようにご紹介できればいいなと思っています。
お付き合いいただければ幸いです。
そして、ぜひ8月に。会場まで会いに来てください。

1人目は、Happy Very Muchのスタートからずっと、ウエディングのお花をお願いしている恵比寿の花屋asebiの吉崎さん。
私たちのウエディングの視覚的な雰囲気を作っているのは、吉崎さんと言っても過言ではない、大切な存在です。
日頃、慌ただしい準備現場の中でのやりとりが中心なので、
今回はお店にお邪魔して、改めてゆっくりお話を聞いてきました。

—早速ですが。これまでの吉崎さんとお花の関わりを教えてください。
 僕が花の仕事を始めた最初のきっかけは全然かっこいいものではなくて。
学校を出てから勤めていたインテリアの会社を辞めて、アルバイトを探していた時に、
たまたま実家の近くの花屋が募集していたから応募したんです。
特にやりたいこともなくて、お花なら何となくいいかな、というくらいのものでした。
その時勤めたのは、商店街の中にある昔ながらのお花屋さん。
数年働いたんですけど、仏花とかが中心で、結論から言うと、やっぱりそんなには楽しくなくて笑
せっかくなら、もっとこう、お洒落な花屋で働きたいなと思い、お店を変えました。
あまり意図していなかったのですが、そこでの師匠との出会いが、僕がお花の世界にのめり込んだきっかけです。
というのも、そのお店に入ってから少しした時。
僕があんまり好きじゃないなと思っていたお花を目の前で師匠が生けた時に、とびきり美しくなったんです。
全然かわいいと思っていなかったお花が、とんでもなく素敵なお花になった。
師匠が生けたことによって、僕は初めて、その植物のよさに気付かされんです。
花は生け方でこんなに違うんだ、というのがすごく衝撃的で。
そこからは一気にのめりこみました。
どうやったらお花を”生かす”ことができるか、ということを追求する毎日。
asebiとして独立した今も、僕のお花は、その師匠からの影響がとても大きいんです。


—吉崎さんのお花には、綺麗な中でどこか少し不思議な感じがするというか、独特な世界観があるなと思っています。
asebiのお花を作る上で大切にしていることはなんですか?

 とにかく、想像すること。
お花を作ることを、ルーティーンワークには決してしたくないんです。
目の前の相手が、どんな人で、どんなことを望んで、asebiにお花をお願いしてくれているのかということを
きちんと考えたい。
それはウエディングや広告のデコレーションの仕事でも、花束1つを作る仕事にしても。
あとは、何ていうんでしょうか。
僕はいつも花を作る時に、想像の森みたいなのを手元に再現するように、と思っているんです。
ほら、小さい頃におとぎばなしを読んでると、「そこには見たこともない美しい森が広がっていました」
みたいなくだりがあるじゃないですか。
実在はしないけれど、きっと誰もが心の中に持っている美しい森。
頼んでくれた相手の心の中にある森を想像して、それを目の前に出したいなと、いつも思っています。

—ウエディングを、思い出深い時間にするために、何が必要だと思いますか?
 自身の結婚式のウエディングを経験して個人的に思うのが、やっぱり写真が大切だな、ということでしょうか。
記憶はどうしても少しずつ薄れていくからこそ、いい写真が手元にずっと残るということが大事だなと、実感していて。
だからこそ、ウエディングのデコレーションを作る時にも、写真を撮った時、素敵に残るということを意識してるんです。
数十年後に見ても、やっぱり自分たちのウエディングは素敵だったなと、嬉しく思い出してもらえるようなものにしたい。
そのために、流行は上手に取り入れながらもそこに寄りすぎず、普遍的に愛される要素を入れていきたいと思っているんです。

—花屋の視点から、ウエディングに提案したいことはありますか?
そうですね。
ウエディングのキーポイントとして、旬の花を使う、ということを意識的にお勧めしていきたいと思っています。
どこかに少しだけでもいいんだと思います。
結婚式を行う時に、その季節ならではのお花を使うということ。
そうすれば、翌年も、その翌年も、その花がお店に並ぶたびに、きっと結婚式の記憶を思い出すことができるから。
それってきっと、素敵なことだと思うんです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
(取材後記)
生まれてから、ウエディングの仕事を始めるまでの25年間。
私は多分、お花の魅力を全く知りませんでした。
母の日のカーネーションや、ピアノの発表会でもらったガーベラ、原っぱでつんだシロツメグサ。
お花と接する機会は人並みにはあったけど、そこに付随する大切な思い出は確かにあるけれど、
お花の美しさ自体に心踊った経験は、正直、ほとんどなかったように思います。

でも。Happy Very Muchを始めて。asebiの吉崎さんに出会って。
花というもののことを好きにならずにはいられなくなりました。
吉崎さんの飾るお花たちは、それぞれが生き生きとしていて、
時には非現実的なまでに綺麗で、
私がそれまで見てきたものと、全然違うものだったから。
どんな時も、いつまででも、見ていられるような魅力を持っていたから。

今回お話を伺って、その理由が分かったような気がしました。
心の中にある森を、目の前に。
魔法使いみたいなことを言う吉崎さんのお花が、いつも大好きです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【asebiさん参加スケジュール】

"Happy Very Much 2017.summer"
(東京)8月5日(土)、6日(日)11:00〜18:00  @東京浅草  BEARS TABLE
※当日は、吉崎さん及びasebiスタッフさんが在店し、お花の展示、直接の相談を承ります。
イベント全体の紹介ページはこちら→⭐️

写真 手塚洵弥(1枚目)
インタビュー・本文 中澤茉里 


相談会予約・お問い合わせはこちら TEL:03-6231-6570(火曜日を除く11:00-19:00) MAIL:info@happyverymuch.jp

NEWS&EVENT
NEWS&EVENT